さいらいんの始末書

おでかけ・サカナクション・きらら・にじホロのぐつぐつ闇鍋

大宮のまつく、閉店すめり。【不定期月刊さいらいん 霜月】

時は令和五年、神無月廿四日(火)。私はある「つゐゐと(今は郵便箱と呼ばれたり)」を見かけき。

(勝手に引用失礼します)

大宮のまつく、閉店すめり。

この知らせは我にとりていと衝撃やうなるものなりき。よく行くまつく順位第六位に等級するきはの用ゐ頻度なれど、正直無くなるはさうざうし。新往復便を散歩する合間に行き、鉄道博物館の帰りに寄りて新往復便を眺めつつ食ふが恋しけれど、閉店となると……DOMそごうの方にもあれど、そこまでしゆかまほしきやとなるとぞ違ふよ……。

さる絶妙なるかたなりし店が、十一つごもりに閉店すめり。さりと来ば行くべしな。さいらひん、動く。

令和五年霜月五日

けふはいたづらなれば、閉店する前に来ることにせり。新都心はつうるどふらんすに人が多く、大宮はかのなにしおふ北辰試み帰りの中学生に溢れたりき。されど、その割にはまらうども多くはあらず、今の訪るるたよりなり。全衆生行け。

丗九年間営みきといふことは、新往復便開業せりと同時に開店せりといふことなり。おそらく師走に開店四十周年を迎ふべけれど、さる夢も叶はず閉店となる。まつくの平均寿命はおほかた知らねど、結構長寿なる方と思ふ。

このかたなることを思ひ出しき。今には二千二十系現れに伴ふ銘柄思ひやりの制定にただの黒塗りの柱になりぬれど、この反対側の新往復便改札の方には昔「往復便の木」と呼ばるる柱の装飾ありきかし。開業四十周年思ひ出に蘇らずやな。

我が気になるは閉店よしなり。丗九年間(ほぼ四十年)の閉店といふことは、何か店子契り関はりの期が来しといふことなれば負ふや。いくら新往復便とはいへ、平日は学生の、休日には門連れのまらうどの来やすきところなるにも関はらず閉店しぬるは勿体無き気す。とは言へなかなか所狭ければ、落ち着きて食はるるやと言はればさもあらぬ気もす。

果てに我はまつくざちきんを買ひて食ひて別れとせり。もらひし領収書は額たよりに飾りて保管せむとおもふ。

さいごに

現代の皆様こんにちは、一回ノリでタイトルだけ古文っぽくしてみよ〜〜〜って思ってたら本文まで古文にしていたさいらいんです。(今回使わせていただいたのは https://catincat.jp/javascript/kogo3.html でした)古文なんて古いもん分かるわけねえよボケみたいな方は https://catincat.jp/javascript/gendaigo.html でも試してみて下さい。天気予報くらいの確度らしいです

これで最後とか言ってますが、もしかしたらもう一回くらい行くかもしれませんし、行かないかもしれません。今後の私に託されています。最後に、松屋マッサマンカレーが超美味しいので食べてください。さいならっきょ〜〜